本日(2月1日)、荒屋団地シニアクラブが「金沢ゆめのゆ」において、新年会を開催しました。午前10時半に協和工業前から参加者17名がマイクロバスに乗り会場に向かって出発しました。10分程で到着。この会場での新年会開催は2回目となりました。
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先ず役員が受付で手続き |
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受付が済むまで待機 |
下足箱の鍵を受付に渡してロッカーのキーを受け取り、入浴する人、宴会場で待機する人に分かれました。入浴するには30分の時間ではちょっとせわしい感じですが、その人たちが帰ってくるまで雑談時間で過ごしました。
11時30分、全員集合となって先ず盛田会長のあいさつ、続いて中山町会長のあいさつが行われ、中屋顧問の乾杯音頭で開宴となりました。
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盛田会長のあいさつ |
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もう1年、会長を続投することになりましたと |
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中山町会長も「体がぼろぼろだが、もう1年町会長をやることになりました・・・」と |
新しく町会に編入となった17班の新人も参加され、あちこちから笑い声が広がる和気藹々の宴会が進みました。楽しい時間程あっという間に過ぎて、池田さんの一本締めで宴会が終わりとなりました。
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皆さん、これから1本締めをします、ご起立願います |
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お手を拝借、よーっ、パン!と小気味よく決まった |
宴会終了後は舞台付きの休憩所に行って「京香さん」の歌謡ショーを楽しむことになりました。
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人気上昇中の京香さん |
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懐かしい歌を次々と唄った |
能田副会長が予め打ち合わせしていたデュエットタイムになり、最初に中山町会長が舞台に上がって「東京ナイトクラブ」をデュエットし、素晴らしい声を披露しました。
それに京香さんを相手に素人離れをした会話が繰り広げられ、会場を笑いの渦に巻き込みました。
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熱唱中 |
2番手には能田副会長が登壇して「北空港」のこれも素晴らしいデュエットでした。
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拍手喝采が湧きあがった |
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フィナーレ |
歌謡ショーが終り、1時間ほど雑談に見るだけのビンゴを楽しんだり、入浴タイムと自由に過ごすことになりました。
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カード代300円で参加可能 |
午後3時、再びバスに乗車して帰路につきました。これまでの新年会はカラオケがメインでしたが、今回は歌謡ショーを楽しむことになって、新鮮な思いをした新年会でした。
今年もシニアクラブは元気です。まだ会員になられていない方、楽しく過ごせるシニアクラブに入会しませんか。
千坂校下町会連合会
口腔ケアについて学ぶ:第133回荒屋悠々サロン (荒屋団地)
昨日(1月19日)午後1時30分から、荒屋会館において今年最初となる第133回悠々サロンが開催されました。冒頭に土居本代表のあいさつが行われ、去年と比べ今年は雪がないことの喜びの声がありました。
今回は「口腔ケアについて」のテーマで、金沢健康を守る会から道下講師をお招きして講演が行われました。
講演はベテランの講師で、聞く人全員の集中力を持続させるテクニックが素晴しく、1時間半に及ぶ講演があっという間に過ぎ去った感がしました。
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皆さん歯ブラシは何時交換していますか?と質問 |
「人間の筋肉が唯一見られるのが舌、舌を頬っぺたに当て、突っついて見て」といわれ、隣同士で突っついて見ました。「固いのがベター」なのだそうです。
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舌の動きが悪くなると消化不良になりますよ |
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巧みな話術で飽きがなかった |
講演が終わって唱歌1月1日やスキーの歌、冬景色等をを合唱しました。
1月のサロン恒例の抹茶タイムでは、おいしい抹茶と「きんつば」が振る舞われました。
最後のイベントはビンゴゲームを楽しみました。
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全員に景品が行き渡った |
早々と「ビンゴ!」と喜び勇んで手を挙げる人、「いつまでも何でならんがや」と不満げな人。
最後に数人の人がビンゴになりませんでしたが、もれなく景品が渡されました。
参加予定だった人が欠席されましたが、異常がないことを祈りサロンが終りました。
次回のサロンをお楽しみに!
千坂校下町会連合会
朝から太陽が輝く好天の本日(1月13日)午前11時から、荒屋会館において町会主催の新年会が開催されました。
参加者は町会役員のほか、校下各委員や各種同好会の皆さんの35名でした。昨年は班長と町会役員で開催しましたが、参加者が20数名にとどまったことから各種同好会等に参加を呼びかけたところ、3Fホールが一杯となる参加者となり主催者として非常に喜ばしい形になりました。
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中山町会長の開会あいさつ |
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もう1年町会長を引き受けると表明された! |
町会長のあいさつに続いて、谷内県議があいさつに立たれ、皆さんのご支援により3期務めることが出来た。春の県議選に再度出馬するので変わらぬご支援を賜りたいと述べられました。
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谷内県議のあいさつ |
続いて元町会長の中屋さんが乾杯の音頭をとられ、賑やかに宴会が始まりました。
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抽選会の景品もずらりと並べられた |
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クラフト・生け花・カラオケ等の同好会から
女性が10名以上も参加された |
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1000円会費だが飲み物・食べ物が
十分に準備された |
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宴たけなわ・話題は尽きない |
所定の時間は11時から1時。1時過ぎに抽選会が開かれました。受付番号札が抽選箱に投じられているので町会長が抽選箱に手を入れて15位から当選者が決まっていきました。
隣の町会では新年会は何年も前から会費4千円で朝日屋で開催しているという。当町会の新年会は2,3年前から開催するようになりました。今回の参加者で89歳の女性が出席されました。荒屋団地は全世代が元気な証拠かもしれなません。
千坂校下町会連合会
折り紙でサンタクロースを作ろう 第132回荒屋悠々サロン (荒屋団地)
寒さも小康状態となった昨日(15日)午後1時30分から、今年最後となる第131回荒屋悠々サロンが開催され、講師としてニュー金市団地町会の高瀬玲子氏をお招きして、サンタクロースの折り紙をすることになりました。
講師の高瀬氏は、校下グラウンドゴルフ協会の総会において、出席者全員の切り絵を作成され配付されている大変手先の器用な方でもあります。
最初に赤色の色紙、次いで小さな赤色の色紙が追加配付されました。
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色紙が配られた |
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折り方の説明をされる高瀬講師 |
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ここはどう折るのかな? |
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講師補助員も大忙し 「ねえ、ここどう折るが」 |
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足はこう折るのだったっけ |
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ジングルベルのBGMを聞きながら |
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もう少しで完成 |
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こんなかわいいのができたよ! |
全員が完成したところを見計らって、お茶交流会になりました。あちらから、こちらから楽しそうな会話が広がりました。
暫くして唱歌合唱に移り、「赤鼻のトナカイ」を皆で合唱しました。
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合唱はカラオケで |
最後にいいね金沢健康体操を音楽にあわせてやる予定でしたが、パソコンの操作不良のため音声なしの健康体操となりました。
それでも、いち、にっ、さんと掛け声で元気よく体操が終りました。
町内の皆さん、あなたも参加してみませんか。開催日の前には開催案内の回覧板が回されます。参加をしてみようかとお考えの方、申し込み欄に記名され是非体験してみてください。
千坂校下町会連合会
2月12日(水)午後7時から荒屋会館3階において「麦田徹市政報告会」が開催されました。荒屋団地住民の方10名が参加されました。冒頭、中山町会長が挨拶に立ち、「麦田氏が17班の街灯設置にあたり、市の危機管理課に市議つぃて交渉して頂き、、今年度と次年度合計で8灯を設置して頂くことになった」とのお礼の言葉がありました。引き続き、麦田市議よりパワーポイントで平成28年度から30年度にわたる市議活動の報告が行われました

活動内容の主なものに疋田の地下道の洪水対策や柳橋川の堤防補修等があり、地元市議として様々な懸案事項を市の各部署に交渉、伝達し、確実に実施させていることを実感しました。1時間を超える報告の後、住民との質疑応答があり、色々と活発な意見や要望等がありありました。
千坂校下町会連合会
荒屋団地シニアクラブは5日~6日にかけ、山代温泉白山菖蒲亭において忘年会を開催しました。5日午後3時、協和工業前から参加者13名(男4名・女9名)がホテル配車のバスに乗り、会場に向かって出発しました。
所要時間1時間余でホテルに到着しました。
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白山菖蒲亭全景 |
部屋に入りお茶を飲みながら団欒してから大浴場に向かいました。平日とあって、吾々一行のほかは来客まばら状態。風呂も一人も入っていない状態でした。
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貸し切り状態の大浴場 |
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露天風呂もいい雰囲気 |
風呂を出て部屋に戻り、再びあれやこれやの雑談。この雑談も絆を深める大切なひと時でした。
宴会予定時間となって宴会場に入った。
冒頭、盛田会長のあいさつに続いて中屋顧問により乾杯の音頭となって、平成30年の忘年会が始まりました。
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会長挨拶① |
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会長挨拶② |
この後、男性陣それぞれが女性陣に酌をしながら雑談に花が咲きました。
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和気藹々と |
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話題は何だろう |
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まんべんなく回った会長 |
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食べながら飲みながら話題は尽きず |
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盛り上がり最高! |
宴たけなわとなって、定番のカラオケタイムとなりました。デュエットもあって美声を自慢しあいました。
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デュエットあり |
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股旅もあり |
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ソロも上々 |
かくして2時間余、池田さんによる一本締めで宴会が終了となりました。
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締めのあいさつ |
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ぴしゃッと決まった! |
宴会終了後は全員幹事部屋に集合し二次会が始まりました。
この機会に会長から数年分の活動アルバムが広げられ、データはCDに保存してあるのでアルバムの写真を自由に抜き取ってもらいますと宣言され、十数冊のアルバムが回されました。多い人は二十数枚あったと喜んでいました。
約1時間半、賑やかで笑い声が溢れる時間が過ぎ去りました。こういう時間も絆づくりには最も効果が発揮できる機会でした。
翌日、一風呂浴びて朝食タイムとなって、食事後はロビーでコーヒータイム。
予定を30分きり上げ、9時30分にもときたこの道かえりゃんせとなって1時間余で無事帰着して解散しました。
課題として、1泊2日の忘年会形式は参加人数が少なく存続するかどうか検討事項となりました。
千坂校下町会連合会
からだとこころをチェック 第131回荒屋悠々サロン (荒屋団地)
昨日(17日)は毎月第三土曜日に開催している悠々サロンの日でした。天気も穏やかな1日で、高齢者にとって雨や風がなく外出しやすい日となりました。
悠々サロンは今回で131回目、平成18年の9月に第1回が開催され、12年も続いています。でも、12年も続いていると参加者も随分少なくなりました。亡くなられた方も複数おられ、介護施設に入所された方もおられます。
そうした中、昨日は新しく町会に加入された世帯のおばあちゃんが初めて参加されました。
病気療養中だった男性スタッフも久しぶりに元気な姿で参加されました。
今回は「ふくひさ包括支援センター」の川端職員をお招きして、誤嚥性肺炎予防についての講演や「からだ」と「こころ」のチェックリストを項目ごとに説明と質問が行われ、実際にチェックリストの作成を行いました。
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包括支援センター川端職員の講演 |
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実際にこの表に記入作成した |
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説明を聞いてから記入しましょう |
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それでは記入しましょう |
会場には千坂校下文化祭において悠々サロンスタッフが作成展示した成果品が飾られました。
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先月の三文豪記念館巡りの写真もありました |
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真剣に記入しています |
そして記入後に、チェックリストの項目別の点数について細かく説明が行われました。
生活機能の低下、運動機能の低下、低栄養の可能性、口腔機能の低下、閉じこもりの可能性、認知機能の低下、こころの機能の低下の7項目について得点状況の注意事項が説明されました。
講習会の後はお茶タイム、そして10月、11月に誕生日を迎えた二人にお祝いの赤飯が配られ、ハッピーバスディトゥユーを合唱してお祝いしました。
それぞれ自己紹介等のスピーチも行われました。
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お祝いに赤飯が渡された |
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自己紹介しています |
悠々サロンは午後1時30分から3時半までの2時間と設定されていますが、今回は3時までと早めの終了となりました。
悠々サロンに関心を持たれている方は、一度お気軽に見学においでください。
千坂校下町会連合会
町会応援団60名が大声援!第4回金沢マラソン(荒屋団地)
第4回金沢マラソンが昨日(28日)開催され、荒屋団地町会は千木交差点付近の応援スポットで60名が、駆け行く1万3千人のランナーに熱き声援を送り励ましました。
町会は応援スポットまで希望者20数名の輸送に役員等の車数台を用意し、午前8時30分に出発して現地に赴きました。
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応援スポットに町会応援団が集結 |
集会所からイス20脚と、メガホン、応援棒、手袋等の応援グッズが運搬され、トップランナーを今か今かと待ちました。待つこと約1時間、小雨がぱらつく中、9時58分頃トップランナーが応援団の前を駆け抜けていきました。
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2位、3位、続々とランナーが通り抜けた |
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取材中のオートバイ |
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徐々に集団のランナーが駆けてきた |
この場所での応援は4回目、昨年はかなり強い雨が降っていましたが、今回は傘をさす時間はそんなに長くはありませんでした。
そのうち道幅一杯になってランナーが走って来るようになり、こちらの車線にもランナーが走りました。
大声援を送るとランナーが笑顔でハイタッチに応じてくれるようになりました。
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中国からやってきたランナーがハイタッチ |
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声援に応えるランナー |
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途切れない声援を送った |
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荒屋団地町会応援団はとても元気! |
10時前から始まった大声援は、所定時間の12時20分まで途切れることはありませんでした。
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スタート地点の様子(北國新聞) |
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組織委員会からのお礼メッセージ |
町会はマラソン応援の人数が60人と指定されていたので募集をかけたところ、申し込みは20数名にとどまったことから、町会長のメール作戦が駆使され、その結果、所定の60名ぴったりの応援団が結成出来ました。
今回は参加者全員に弁当とお茶が支給されました。
お陰様で選手の皆さんに大声援を贈ることができました。皆さん、本当にご苦労さまでした。厚くお礼申し上げます。
千坂校下町会連合会
昨日(20日)、荒屋団地シニアクラブの一行27名が、協和工業前から午前8時過ぎに大型観光バスで「たけふ菊人形」の開催地に向け出発しました。
今にも降りそうな空模様ながら結果的には傘は不要でした。
6月の研修旅行は井波瑞泉寺や越中おはら方面でしたが、年2回の研修旅行に利用する観光バスの経費は市の福祉政策で大半は補助金で賄えるので非常にありがたい制度です。
数年前までは市役所でくじ引き、なおかつバスの利用時間が制限され午前9時から午後4時まで、走行距離の制限もあり老人会にとっては厳しい制度でした。
さて、バスは順調に走行して10時前後に越前市武生中央公園に到着しました。
市役所にバスに何人乗ったか証明する写真を提出しなければならないので、集合写真を撮影しました。
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シャッターをきるタイムが早すぎた! |
別のカメラできちんとした写真を撮ることが出来ました。そして開催場所の武生中央公園
に入場しました。
開場は菊の花で埋め尽くされていました。おびただしいプランターに植えられた菊。どのようにして育てたのか涙ぐましい努力が詰まっているのだろうと思いをめぐらせました。
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文化ホールを目指して |
入口からOSK歌劇団の会場である越前市文化ホールまではかなりの距離でした。入口に入って入場しようと思った時、「団体入場券はここには置いてないので、公園入口の事務所でもらってきてください」と告げられた盛田会長は、また来た道をUターン。これだけ迷惑をかけているのに、従業員から一言のお詫びの言葉がないのがおかしいなぁと感じました。
ともあれ、OSK歌劇団のレビューを鑑賞するのは初めての経験でした。
舞台照明がとてもきれいでした。ラインダンスも素晴らしいものでした。
観客席もかなりの客で賑わっており、39回も続いているレビューはとても好評のようで感心しました。
今年の菊人形は「西郷どん」。毎年大河ドラマをテーマにしているようです。
それにしてもこの武生中央公園の広さは半端ないものでした。
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まるで遊園地のよう |
菊人形を堪能して昼食の越前そばの里に向かいました。
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入口でおみやげ商品のPR |
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新そば製造室 |
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新そばがとても美味しかった! |
昼食が終って館内のおみやげ売り場巡りとなりました。
そこを出て、次の目的地平泉寺白山神社に向かいました。開通したばかりの中部縦貫自動車道を快適に走行し勝山ICでおりて一般道を走行。勝山城を通り過ぎ細い道を20分程走行して駐車場に到着しました。
河原石を使った石畳道は中世のものとしては国内最大規模。境内の道路の大半は石畳道で、石組みの側溝など、技術的にも当時の日本の最先端だったと考えられています
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参道は広 |

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「苔寺」としても有名 |
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奥社でお参り |
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プロが撮影した奥社の佇まい |
この奥社は正式には御前峰御本社 といいます。
白山の主峰である御前峰の神を祀り、見事な昇り龍と降り龍が軒を支えている。現在の建物は、寛政7年(1795)に、12代福井藩主の松平重富が寄進したものだといいます。
最後に福井市内の安田蒲鉾店へ向かいました。
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たくさんお土産を買った |
工場見学の予定でしたが、時間的に到着が遅かったので作業が終了しており見学は取りやめとなりました。
試食で腹ごしらえのようになりましたが、ここから帰路につきました。途中、尼御前SAでトイレ休憩の後、午後6時前に荒屋町に無事到着しました。皆さん、お疲れ様でした。
千坂校下町会連合会
三文豪の世界に触れる 第130回荒屋悠々サロン(荒屋団地)
金沢には近代文学史に名を連ねる著名な3人の作家がいます。徳田秋聲、泉鏡花、室生犀星です。金沢では親しみと敬意を込めて「金沢の三文豪」と呼んでいるところです。
7月に開催された悠々サロンで、「七稲地蔵」の朗読が行われましたが、その際に三文豪の記念館に行ったみたいと言う声が上がったので、昨日(15日)午前9時、参加者21名がマイクロバスに乗り込み、最初は白菊町の室生犀星記念館に向かいました。
三文豪の作品は、明治・大正・昭和の近くて遠い時代の人たちの生活の様子や生き様をも教えてくれます。三者三様の個性は育ってきた金沢での環境に強く影響されており、三文豪の世界に触れることで、ひと味違った角度から改めて金沢を知ることにしました。
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室生犀星記念館に到着 |
室生犀星記念館は犀星の生家があった場所に建てられ2002年8月1日(誕生日)にオープンしました。場所は市内中心部の静かな住宅地の中にあり落ち着いた所です。
吹き抜けの壁には、グラフィックで作られた初版本の表紙が、下から上に向かって年代別に展示されています。1918年(大正7年)の「愛の詩集」から亡くなった1962年(昭和37年)の「好色」まで、その数は160冊余りにのぼります。
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160冊が年代別に展示されている |
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2Fの展示場 |
執筆していた机や火鉢など愛用品が展示されていました。骨董品が好きだった犀星だけあって、その机も側面に彫刻の飾りがある凝った感じのものでした。
見学を終えて集合写真を写しました。
次に向かったのは尾張町の泉鏡花記念館。裏通りの細い小路に玄関口がありました。
この記念館に足を踏み入れると、泉鏡花(1873~1939)を知らない人でも、感覚的にその世界が体験できました。鏡花の人気は、生前から今もなお途切れることなく、舞台や映像、マンガをはじめ、広くはアメリカ、ヨーロッパにも熱心なファンがいるようです。多くの人たちを引きつけて止まないそんな「鏡花の世界」とはどんなものなのでしょうか?
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記念館の入口 |
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泉鏡花の記念館前で |
館内は写真撮影禁止となっているため写真がないのが残念。
最後は東山町の大通りに面した駐車場でバスを降り、犀川左岸を歩いて徳田秋声記念館に向かいました。
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天気も上々、景色も上々 |
川端康成に「日本の小説は源氏にはじまって西鶴に飛び、西鶴から秋聲に飛ぶ」と言わしめ、田山花袋や島崎藤村らとともに自然主義文学の担い手となったのが徳田秋聲(1871~1943)なのです。
秋聲は「女性を書かせては神様である」と言われています。館内には「かび(正しくは漢字表記)」「あらくれ」など5つの代表作品のヒロインを和紙人形にした「人形シアター」があり、5人の女性が映像とともにドラマチックに紹介されていきました。
館内の収蔵品は約3000点ですが、ここにはその中から選ばれた代表作の初版本や自筆の原稿、師・尾崎紅葉の朱が入った原稿など、リアルな作家活動の様子が伺える貴重な資料が展示されていました。
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最後の記念館 |
3つの記念館巡りを終え、町内のレストランで昼食会となりました。
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ランチにしてはボリュームたっぷりの料理が次々に |
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今日の三文豪記念館巡りに全員が満足した |
悠々サロンが開設されて13年目となりました。今回で130回目の節目でしたが、バスで出かけたのは初めてでした。スタッフ一同、これからも皆さんに満足していただける運営に努力してまいります。隣接の町内の皆さんを含めて、サロン参加者を常に受け入れますので積極的な参加をお願いいたします。
千坂校下町会連合会