2012年8月10日
投稿者:千坂町会連合会 at 23:04

8月10日

災害への備え

□阪神淡路大震災・東日本大震災を経験した後、町会や校下(地区)という住民に、身近な組織の役割が注目されるようになりました。その最大の理由に、地震や津波、さらに風水害において被害者は地域住民であることです。

□行政も一緒に被害にあった地域では、住民が支えあって生きていくしか他に道がないからです。自然災害を未然に防ぐことはできません。被害を最小限に抑えること、だとすれば、そのための備えをしておくことが地域生活の安全にとって不可欠となります。

□よく知らない大勢の人が押し寄せる避難所で、被害者の生活を心身両面にわたって少しでもよく維持するためには、住民が協力し合うしかないと思います。

□町会の役員や自治体職員が走りまわっているのに、住民は待つだけ、ということではなく、みんなで手分けして協力し合えるように準備しておく必要があります。

 文責:千坂校下町会連合会 会長 西田 稔

 参考資料 公明新聞 町内会って何? 名古屋大学名誉教授 中田 実

 

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