昨日(20日)、荒屋団地シニアクラブの一行27名が、協和工業前から午前8時過ぎに大型観光バスで「たけふ菊人形」の開催地に向け出発しました。
今にも降りそうな空模様ながら結果的には傘は不要でした。
6月の研修旅行は井波瑞泉寺や越中おはら方面でしたが、年2回の研修旅行に利用する観光バスの経費は市の福祉政策で大半は補助金で賄えるので非常にありがたい制度です。
数年前までは市役所でくじ引き、なおかつバスの利用時間が制限され午前9時から午後4時まで、走行距離の制限もあり老人会にとっては厳しい制度でした。
さて、バスは順調に走行して10時前後に越前市武生中央公園に到着しました。
市役所にバスに何人乗ったか証明する写真を提出しなければならないので、集合写真を撮影しました。
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シャッターをきるタイムが早すぎた! |
別のカメラできちんとした写真を撮ることが出来ました。そして開催場所の武生中央公園
に入場しました。
開場は菊の花で埋め尽くされていました。おびただしいプランターに植えられた菊。どのようにして育てたのか涙ぐましい努力が詰まっているのだろうと思いをめぐらせました。
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文化ホールを目指して |
入口からOSK歌劇団の会場である越前市文化ホールまではかなりの距離でした。入口に入って入場しようと思った時、「団体入場券はここには置いてないので、公園入口の事務所でもらってきてください」と告げられた盛田会長は、また来た道をUターン。これだけ迷惑をかけているのに、従業員から一言のお詫びの言葉がないのがおかしいなぁと感じました。
ともあれ、OSK歌劇団のレビューを鑑賞するのは初めての経験でした。
舞台照明がとてもきれいでした。ラインダンスも素晴らしいものでした。
観客席もかなりの客で賑わっており、39回も続いているレビューはとても好評のようで感心しました。
今年の菊人形は「西郷どん」。毎年大河ドラマをテーマにしているようです。
それにしてもこの武生中央公園の広さは半端ないものでした。
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まるで遊園地のよう |
菊人形を堪能して昼食の越前そばの里に向かいました。
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入口でおみやげ商品のPR |
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新そば製造室 |
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新そばがとても美味しかった! |
昼食が終って館内のおみやげ売り場巡りとなりました。
そこを出て、次の目的地平泉寺白山神社に向かいました。開通したばかりの中部縦貫自動車道を快適に走行し勝山ICでおりて一般道を走行。勝山城を通り過ぎ細い道を20分程走行して駐車場に到着しました。
河原石を使った石畳道は中世のものとしては国内最大規模。境内の道路の大半は石畳道で、石組みの側溝など、技術的にも当時の日本の最先端だったと考えられています
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参道は広 |

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「苔寺」としても有名 |
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奥社でお参り |
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プロが撮影した奥社の佇まい |
この奥社は正式には御前峰御本社 といいます。
白山の主峰である御前峰の神を祀り、見事な昇り龍と降り龍が軒を支えている。現在の建物は、寛政7年(1795)に、12代福井藩主の松平重富が寄進したものだといいます。
最後に福井市内の安田蒲鉾店へ向かいました。
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たくさんお土産を買った |
工場見学の予定でしたが、時間的に到着が遅かったので作業が終了しており見学は取りやめとなりました。
試食で腹ごしらえのようになりましたが、ここから帰路につきました。途中、尼御前SAでトイレ休憩の後、午後6時前に荒屋町に無事到着しました。皆さん、お疲れ様でした。
千坂校下町会連合会
三文豪の世界に触れる 第130回荒屋悠々サロン(荒屋団地)
金沢には近代文学史に名を連ねる著名な3人の作家がいます。徳田秋聲、泉鏡花、室生犀星です。金沢では親しみと敬意を込めて「金沢の三文豪」と呼んでいるところです。
7月に開催された悠々サロンで、「七稲地蔵」の朗読が行われましたが、その際に三文豪の記念館に行ったみたいと言う声が上がったので、昨日(15日)午前9時、参加者21名がマイクロバスに乗り込み、最初は白菊町の室生犀星記念館に向かいました。
三文豪の作品は、明治・大正・昭和の近くて遠い時代の人たちの生活の様子や生き様をも教えてくれます。三者三様の個性は育ってきた金沢での環境に強く影響されており、三文豪の世界に触れることで、ひと味違った角度から改めて金沢を知ることにしました。
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室生犀星記念館に到着 |
室生犀星記念館は犀星の生家があった場所に建てられ2002年8月1日(誕生日)にオープンしました。場所は市内中心部の静かな住宅地の中にあり落ち着いた所です。
吹き抜けの壁には、グラフィックで作られた初版本の表紙が、下から上に向かって年代別に展示されています。1918年(大正7年)の「愛の詩集」から亡くなった1962年(昭和37年)の「好色」まで、その数は160冊余りにのぼります。
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160冊が年代別に展示されている |
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2Fの展示場 |
執筆していた机や火鉢など愛用品が展示されていました。骨董品が好きだった犀星だけあって、その机も側面に彫刻の飾りがある凝った感じのものでした。
見学を終えて集合写真を写しました。
次に向かったのは尾張町の泉鏡花記念館。裏通りの細い小路に玄関口がありました。
この記念館に足を踏み入れると、泉鏡花(1873~1939)を知らない人でも、感覚的にその世界が体験できました。鏡花の人気は、生前から今もなお途切れることなく、舞台や映像、マンガをはじめ、広くはアメリカ、ヨーロッパにも熱心なファンがいるようです。多くの人たちを引きつけて止まないそんな「鏡花の世界」とはどんなものなのでしょうか?
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記念館の入口 |
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泉鏡花の記念館前で |
館内は写真撮影禁止となっているため写真がないのが残念。
最後は東山町の大通りに面した駐車場でバスを降り、犀川左岸を歩いて徳田秋声記念館に向かいました。
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天気も上々、景色も上々 |
川端康成に「日本の小説は源氏にはじまって西鶴に飛び、西鶴から秋聲に飛ぶ」と言わしめ、田山花袋や島崎藤村らとともに自然主義文学の担い手となったのが徳田秋聲(1871~1943)なのです。
秋聲は「女性を書かせては神様である」と言われています。館内には「かび(正しくは漢字表記)」「あらくれ」など5つの代表作品のヒロインを和紙人形にした「人形シアター」があり、5人の女性が映像とともにドラマチックに紹介されていきました。
館内の収蔵品は約3000点ですが、ここにはその中から選ばれた代表作の初版本や自筆の原稿、師・尾崎紅葉の朱が入った原稿など、リアルな作家活動の様子が伺える貴重な資料が展示されていました。
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最後の記念館 |
3つの記念館巡りを終え、町内のレストランで昼食会となりました。
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ランチにしてはボリュームたっぷりの料理が次々に |
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今日の三文豪記念館巡りに全員が満足した |
悠々サロンが開設されて13年目となりました。今回で130回目の節目でしたが、バスで出かけたのは初めてでした。スタッフ一同、これからも皆さんに満足していただける運営に努力してまいります。隣接の町内の皆さんを含めて、サロン参加者を常に受け入れますので積極的な参加をお願いいたします。
千坂校下町会連合会
本日(10日)午前9時から、荒屋八幡公園において荒屋団地シニアクラブが主催するグラウンドゴルフ大会が開催されました。
朝から曇天で雨が降りそうな気配のもと、シニアクラブとグラウンドゴルフ同好会が合同で参加者を募ったところ、19名の参加者が集まってゲームを楽しむことになりました。
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大勢の愛好者が集まった |
公園内に8ホールが設置され、3回繰り返してトータル24ホールの対戦成績を競うことになりました。
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準備はグラウンドゴルフ同好会にご協力いただいた |
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試合開始 |
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ホールインワンが出るか? |
5月に本会場において、町会主催のグラウンドゴルフ大会が開催されました。参加者が多く誰でも気軽に楽しめるスポーツとして昨年から町会やシニアクラブで開催されることになりました。
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約2時間で終了し、成績集計が始まった |
その時間をホールインワンゲームで楽しむことにしました。
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何回でもチャレンジできるよ |
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あなたもやってみませんか |
集計作業が終わり、ホールインワンゲームも終了となり、成績発表と賞品授与が行われました。
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1位に藤江さん |
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2位松田さん |
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3位藤島さん |
その他とび賞やBB賞、ホールインワン賞等もあって皆さんは、にこにこ顔で賞品を受け取っていました。
シニアクラブでは、こうした行事を通じて絆づくりの強化を図っています。
未加入の方の会員加入をお待ちしております。お気軽にお声をおかけください。
千坂校下町会連合会
金沢市老人連合会「リーダー研修会」での講演 (荒屋団地)
金沢市老人会連合会のリーダー研修会が9月14日開催されました。この基調講演の後は、各分会に分かれてのテーマ・講師として。「おたすけ隊の誕生から未来展望」と題して、千坂地区社会福祉協議会おたすけ隊 隊長 中山良一さん(荒屋団地町会 町会長)が講師をされました。
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開会宣言 |
多くの皆さんがご存知の「おたすけ隊」の荒屋団地での実施から、校下全体への活動を拡大を図り、地域貢献、地域からの反響など、パワーポイントを使い、法光寺町会元町会長 副隊長 松田多賀志さんと進められました。
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分科会で講演中の中山 松田両氏 |
ワークショップにおいても、質問・意見等が多く出ていましたが、実際に地域での実践経験からきちんと回答を出され、素晴らしいとのコーデネーターの感想でした。このような取り組みが、このような形で、ワークショップの検討テーマになり、地域発信ができることは、同一地域に住む住民として誇らしい気持ちになりました。
最後に隊員は楽しんで活動、依頼者は「助かった、ありがとう!」の笑顔の感謝、地域で弱者を支え合う でワークショップが締めくくられました。
なお、荒屋団地シニアクラブ役員2名が参加をして、中山町会長、法光寺町会 元松田多賀志 のお話を伺いました。お疲れさまでございました。
千坂校下町会連合会
万華鏡を作ろう 第129回荒屋悠々サロン(荒屋団地)
昨日(9月15日)は老人福祉法で定める老人の日でした。厚労省は9月1日現在の100歳以上の人口を発表しました。100歳以上の人口は48年間増え続けており、まだまだ増え続ける見込みですが、68,000人が該当者で、そのうち88%が女性という統計でした。
さてこの日、午後1時30分から荒屋会館において第129回となる荒屋悠々サロンが開催されました。今回は万華鏡作りに挑戦することになりました。
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覗いてみよう |
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不思議な世界が見える
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組み立て材料が全員に配布され、スタッフの説明で製作に取り掛かりました。
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配付された組み立てキット |
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製作開始 |
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久しぶりに男性の姿も |
この作品は公民館で開催される文化祭の作品展に出品されることになりました。
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胴体に色紙を貼って完成! |
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できた! |
製作キットのビーズ等万華鏡の中に入れる材料が多めにあり、全部使うと覗いても光の透過が損なわれ暗くなるので半分程度で十分でした。
全員が完成したところでお茶交流会となって、雑談で盛り上がりました。こんな時間も絆づくりには大切なことです。
しばらく誕生会をしていなかったので、4月~9月までの10名の方に祝福の赤飯が配付され、一人ひとりが一言づつ挨拶され、全員でハッピー・バースディ・トユーを合唱してお祝いしました。
最後にいいね金沢健康体操を行い終了となりました。
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健康体操 |
なお、次回の開催日について土居本代表から説明があり、20日はシニアクラブの研修旅行のため開催日を変更し、15日に卯辰山の毎度さんにお願いして3文豪記念碑巡りとレストランで食事会を予定していると説明がありました。詳細については回覧でお知らせされます。
お楽しみに!
千坂校下町会連合会
昨日(9月2日)、北部公園において千坂校下GG大会が開催され、当町会からA、Bの2チームが出場し大健闘しました。
7時、金信駐車場に集合し、車3台に分乗して出発しました。
この日は久しぶりに晴れ渡ってGG日和となりました。
現地に到着して、毎年決まっている位置にブルーシートを敷き、荷物置き場、休憩場所としました。
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休憩場所で選手カードに所定事項の記入 |
今回は2チーム8名が出場しました。従来3チーム12名の選手が参加しますが、今年は都合がつかない人が複数あったので2チームとなりました。
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開会式前の練習タイム |
8時半から開会式が始まり、大島公民館長のあいさつ、来賓の市議の皆さんのあいさつが行われ、当田体育部長から競技上の説明がありました。
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当町会所属の大島公民館長のあいさつ |
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当町会所属の当田体育部長によるルール説明 |
開会式の最後に来賓の皆さん、公民館長等によるホールインワンゲームが行われ、全参加チームが一斉にそれぞれ指定されたホールから競技開始となりました。
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Bチームの選手顔合わせ名前確認 |
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試合開始 |
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ホールは意外と遠い |
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Aチームの奮闘 |
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アー惜しい、出ちゃった! |
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池田静江さん、ホールインワンおめでとうございます |
24ホールを回り終えて集計が出るまで休憩となりました。
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成績表を確認して本部に提出 |
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集計が終わるまでホールインワンゲームに挑戦 |
ホールインワンゲームが終わって間もなく、表彰式が執り行われました。
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最優秀選手は元木児童館長 |
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池田選手のホールインワン賞 |
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土居本選手もホールインワン賞を受賞されました |
以上、GG大会の模様ですが、この後、出場選手や町会役員の皆さんで荒屋会館で「打ち上げ会」が執り行われました。
二段重ね芝寿司弁当とビールが振る舞われ、出場された皆さんの慰労会となりましたが、このような機会を通じてより一層町会の絆が強化されました。
選手の皆さんのご健闘に感謝し、厚くお礼を申し上げます。本日はありがとうございました。
千坂校下町会連合会
朗読「七稲地蔵」を聞く:第128回荒屋悠々サロン(荒屋団地)
昨日(8月18日)午後1時30分から荒屋会館において、毎月1回開催されている荒屋悠々サロンが開催されました。今回で128回目となるサロンは、最初に中屋暁子スタッフによる朗読が行われました。
その一つ目は、ふるさとの民話である「七稲地蔵」の朗読でした。安政5年、この年2月に北陸地方に大きな地震が発生し多くの民衆が被災したが、さらに5月から7月にかけ雨が降り続き、米不足を先読みした商人が買い占め売り惜しんだため、米の価格が急騰し貧しい民衆は食うに困りました・・・・と、朗読が始まりました。
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卯辰山山麓東山にある七稲地蔵 |
地震や冷夏、長雨のために稲が実らず、飢饉となり、庶民が苦しさのあまり卯辰山に上り、城に向かって老若男女2000人が大声で直訴したところ、まもなく聞き入れられ藩の御蔵米が与えられ、米の値段も下げられて平静さを取り戻したという。
しかし、庶民が手続きを踏まず直訴することは重罪と見なされる時代ゆえ、代表の七人が捕らえられ命を奪われました。
その七人の供養のため、稲穂を抱いた七体の地蔵の蔵が建てられ、「七稲地蔵」と呼ばれ今日に至っています。
「飢饉で食えんわいやー」「ひもじいわいやー」「米、のうなった 米よこせ」「ひだるいわいやー」と卯辰山から城に向かって2000人が泣き叫んだ様子が朗読により再現されました。
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会場は静まり返った |
これに続いて室生犀星の作品から、あんずの思いを表わした「その六」が朗読されました。雨宝院の後ろに杏の木があって、犀星はこれをこよなく愛でたという。犀星の道に「あんずの詩」文学碑があり、桜より早い杏の花 実も食べて楽しんだ という句が刻んであることが紹介されました。
朗読が終ってお茶タイムとなりました。
おしゃべり自由タイムとあって、とても賑やかな時間となりましたが、先日開催された盆踊り大会の模様を町会ブログの写真を見ながら紹介されました。来賓の皆様から、「荒屋団地のパワーは素晴らしい」といった声があったことも紹介されました。
次に、唱歌合唱に移り、今は博物館に行かないと見ることが出来ない蒸気機関車の映像を見ながら、「汽車ポッポ」を歌ったり、ものまね芸人「コロッケ」の歌う童謡のビデオを鑑賞しました。
最後に皆で元気よく、「いいね金沢 健康体操」をして終わりとなりました。
なお、10月のサロン開催日について、シニアクラブの旅行会と重なるため次週予定とする旨の説明がありました。詳細については文書で案内すると説明があり散会となりました。
千坂校下町会連合会
第53回荒屋団地町会盆踊り大会 ②本編 (荒屋団地)
8月11日午後6時から町会創設以来から53回目となる盆踊り大会が開催され、中山町会長のあいさつで幕が切って落とされました。
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中山町会長のあいさつ |
あいさつが終ると直ちに踊り流しに入って、炭坑節、百万石音頭、いいね金沢等の曲に合わせて櫓の上や櫓を囲んで踊りが始まりました。
開始後間もなく、来賓の方々が次々と来場され、到着順に挨拶をお受けいたしました。
来賓は本人の都合で岡田参院議員秘書が来場されたほか、山田修路参院議員が挨拶されました。
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田中展郎市議 |
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中村勲県議 |
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会場も賑やかさを増しつつある |
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来賓席も埋まってきた |
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家族連れで盆踊りを楽しむ風景がみられた |
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米沢県議 |
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谷内県議 |
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模擬店は長蛇の列 |
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続々と櫓に上がる踊り手 |
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クイズに挑戦中 |
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ノミニケーション!これが一番 |
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お楽しみ抽選会 |
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踊りも佳境に |
町会が組織をあげて取り組んだ盆踊り大会は、300余人の参加者が集い楽しく夏の夜を楽しみました。午後9時12分、所定のプログラムが終了して島田副会長により盆踊り大会の終了宣言が行われ閉会となりました。
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島田副会長による閉会宣言 |
かくして第53回盆踊り大会が終了し、そのあと本大会に尽力された関係者による「打ち上げ」が実施されました。
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大勢来たねーと話が盛り上がった |
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打ち上げ参加者総数50余名 |
大会後直ぐの打ち上げは前回から実施されていますが、大会が盛大にできたこと、来賓の方々からも喜ばれたことなど話題となっていました。この打ち上げ方式はお互いの心を開く場となっており、「絆」づくりには欠かせないノミニケーヨンとなりました。
多数の協賛をいただきました企業の皆様、ご尽力いただきました大勢の関係者に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
千坂校下町会連合会