「荒屋団地お助け隊」の立ち上げ成る!(荒屋団地)
昨日(7月31日)午後8時から、荒屋会館において「荒屋団地お助け隊」の第1回総会が開かれ、高齢者、弱者世帯、子育て世代等の生活弱者を、「町内住民の有志で組織された隊員」が支えることを目的とした活動を果たすため、今後の活動を具体的にどのように展開するか協議が行われました。
隊員募集で応募された20名のうち14名が参加。隊長となられた中山町会長が議長を務められ、友の会会員応募状況、隊員の人数の見通し、お助け業務内容と報酬、規約等について説明がなされました。
協議概要
1.隊員加入状況について
現在の登録隊員は18名であるが、2人の民生児童委員から加入の同意を得ている。今後 さらに増員できるよう努力したい。
2.友の会募集結果について
現在までに申込みがあったのは6世帯である。まだ趣旨が理解されていない世帯が多くあると考える。対象となる世帯は58世帯と見込まれる。
3.作業種別と単価は別表のとおりであるが、タイヤ交換は万一のことを考え作業種別から省く。
また、通院、買い物等支援に必要となる自家用車使用は賠償責任が伴うことが発生するので対象外とする。
4.会員加入金の金額は再検討する。
5.隊員の会費は不要とする。
6.作業報酬はとりあえずプールすることとし、就労実績表を作成し報酬分配の基礎とする。
7.町会組織とは別であるが、町会ができるだけ支援する。
8.友の会募集はシニアクラブ会報や町会だよりで行う。
9.あらかじめ千坂地区社会福祉協議会に設立趣旨を説明しており、初期運営費の補助金交付対象となることが内定している。
10.連絡体制は一斉メールシステムを構築する。SMSは料金がかさむ、一斉連絡が困難である。
11.困難な作業の依頼については、専門業者を紹介することとする。
12.この組織と活動については、社会福祉関係者からの期待が大きく、このような活動を広範囲に普及させたいという意向があった。
13.隊員の就労可能な曜日・時間等についてはアンケート調査を実施する。
14.会計年度は4月1日から3月31日までとする。
15.運営状況により将来はNPO法人とすることも考慮する。
二人の会話から発展して、現時点で隊員募集に応募された方が20名もあり、荒屋団地住民の高齢化社会問題意識が極めて高く、他の模範となる組織ができました。
このような組織は全国的にも希少的であり、今後の活動が注目されるでしょう。
千坂校下町会連合会