市長講演「北陸新幹線開業後の金沢市の取り組み」千坂公民館万年青学級
11月19日午前10時から千坂公民館の生涯学習教室である万年青学級が開かれ、山野金沢市長をお招きして「北陸新幹線開業後の金沢市の取り組み」をテーマにした講演を77名の学級生が聴講しました。
講演に先立って10分間ほど事務室で市長と話をすることができました。
先だって開催された金沢マラソンについて「大変な盛り上がりでしたね」と話したところ、「大きな問題が出てきた」とおっしゃったので何ですかとお尋ねしたところ、「ロシアの選手の件だ」と云われました。本日(20日)の朝刊で「選手失格」処分が決定されたと報じられました。
トップでゴールした選手の出身地が金沢市と友好都市であるイルクーツクであることから、市長としては苦渋の決断であったと推測します。
事務室の予定表を見られて、たくさん書いてありますねと感想を述べられたので、千坂は年間5万人の利用者があり金沢市内60館の公民館で3番目にランクされているとアピールしました。
万年青学級という名称について質問され、「万年青という植物があるが、その名称ではなく、中国の古典から引用された名称です」と答えました。当然、「中国の古典?」と不思議そうな顔をされました。私も千坂公民館50年のあゆみを読むまでは植物の名称と思いこんでいました。
「日曜日も千坂の皆さんにテーマが同じ講演会が予定されているが、聴講者はそれぞれ違った人ですね」という話もされました。
定刻になり講演会が始まりました。
高畠学級長の開会あいさつ |
講演が始まった |
女性44名、男性33名が熱心に話に耳を傾けた |
進出企業の説明 |
終わりのあいさつ |
新幹線開業後の金沢(大筋)
●観光客が増大 例:玉泉院丸庭園(30年後は石が苔むし藩政時代の庭園が鑑賞できる)
●宿泊施設が不足
●従来の観光資源に新しい観光企画⇒付加価値を
●官製よりも企画力は民間が勝る
●企業の進出が増えた 例:楽天
●人口動態:自然減・社会増⇒人口が増加している
●金沢マラソン 今年からスタート ロシア選手出場の取り扱いで問題が発生した
●市内の大学図書館 地域に開放となった
●商店街に免税店
●資源となる燃えるごみが30%もある
●ごみの有料化について 来年度から実施の意向
時間の関係で説明省略された部分がありました。
講演後、質問時間が設けられ、近江町が地元の人間には行きづらくなった等の意見が出されました。地元あっての近江町。解決策を見出したいと述べられました。
以上、万年青学級市長講演の模様を記しました。
千坂校下町会連合会