創立50周年記念式典(記念講演会)・祝賀会
式辞 (全文)
千坂校下町会連合会の創立五十周年記念式典(記念講演会)祝賀会にご来賓として同席いただきました文部科学大臣馳浩様、財務副大臣岡田直樹様、石川県知事谷本正憲様、石川県議会議長中村勲様、金沢市長山野之義様を始めとする参議院議員の皆さま、石川県議会議員、金沢市議会議員の皆さま、各校下町会連合会長の皆さまに、心から感謝と御礼を申しあげます。
千坂校下町会連合会は昭和40年4月 に設立致しました。以来、二十三町会を擁する町会連合会として発展し、安全で安心な住みよい地域であります、これも代々の連合町会長をはじめ役員の方々のたゆまぬご尽力と各町会の皆様方のご協力の賜であり、 心から感謝と御礼を申しあげます。
設立五十周年の佳節を迎える本年は石川県におきましても3月には県民の悲願でありました北陸新幹線金沢開業で、千坂校下内を「かがやき」が通過する雄姿を見ることができ、その開業効果が県内一円に表れており ます。5月には天皇皇后両陛下のご臨席を賜り全国植樹祭、11月には金沢マラソン が開催されました。さらには地方創生に向けた「いしかわ創生総合戦略」の先行実施がスタートいたしております、このような素晴らしい年に新たな百周年を目指してスターが出来ることは誠に感慨深いものがあります。
今、日本は少子高齢社会が進み、今までにない自然災害も各地に発生しており、従来の取組だけではその対応は難しいものがあります、そうした中で、第三次安部改造内閣は、改造後の記者会見で「この内閣は未来へ挑戦する内閣、少子高齢化に歯止めをかけ、50年後にも人口一億人を維持する」との考えを示しております。
一億総活躍は家庭の繁栄から、安定した家庭は個人レベルのみならず、マクロレベルでも大きな経済的利益をもたらすことが、米国で先月発表された研究結果で明らかになりました。
少子化克服へ意識改革が求められます。 企業にも育児への理解が求められ、テレワークなど新しい働き方の導入も注目されますが、様々な面で社会の在り方の大きな変革が必要で、同時に、最終的には子どもを産み増やす結婚、そして家族の価値を重視するという国民の意識変革がなければ少子化は克服出来ないものと考えています。
また、制度改革とともに、教育界、メディア、ポップカルチャー、経済界、市民社会を巻き込み、若者に結婚・家庭の重要性を訴える全国キャンペーンを展開すべき事を望みます 。
「人の絆」の大切さが改めて見直されており、当町会連合会においてはいち早く「絆、向こう三軒両隣運動の実施」の標語ステッカーが各家庭の玄関に掲げられ、様々な地域 行事のなかで絆が深められ、地域力を高める取り組を推進しております。
千坂校下内で待望の金沢外環状道路海側 幹線の大河端町から福久町の四期区間の道路工事をはじめ地域の発展と安全安心な住みやすい街づくりのため、皆様のお声を大切に山積する諸課題に取り組んでまいります。
一つは、助けられる人から助ける人へ。地域社会の様々な場で減災と地域社会の防災力向上に努めて参ります。更に、様々な課題を抱える、職業として成り立っていない、農業について捉え、地域再生に取り組みます。また、町内会長として女性の活躍を期待致します。町連組織に女性部事業活動と女性役員を登用出来る仕組みを検討し、町内会でも女性の活動促進につなげたいと考えております。
「まちづくり」は住民もまちづくりへ、自らの役割を担い、主体となって積極的に参加し、行政と一体になって協働のまちづくりに取り組み、推進していくことが次世代への責務と理解し、住民もその認識の上に立つ必要があります。町連としてもその意義を認識し行政と連携を図りながら、活発なまちづくり活動に努めて参ります。
最後になりましたが地元から文部科学大臣・教育再生担当大臣に馳浩様のご就任、財務副大臣岡田直樹様、石川県議会議長中村勲様のご就任、 本日お集まりの皆さまとともに心からお喜び申し上げます。
千坂校下町会連合会の五十周年に、記念式典や記念誌発刊などにご尽力頂きました役員・町連担当事務員、関係の皆様、ご臨席の諸先生方からのご指導、に心から感謝申し上げますとともに、次の時代に向けて更なる発展をされますことを心から念願申し上げ創立五十周年の式辞の言葉といたします。
平成27年11月22日 千坂校下町会連合会 会長 西田 稔
式典で式辞を述べる西田会長
千坂校下町会連合会